【秋田県三種町・大潟村】米所秋田、じゅんさいの収穫量日本一
秋田県三種町
三種町は、日本海に面した西側と、緑豊かな山々に囲まれた東側という恵まれた自然環境に位置する町です。2006年3月20日には、秋田県北西部の沿岸地域に位置する「琴丘町」「山本町」「八竜町」の三町が合併し、現在の姿を形成しました。
町の中心部には「房住山」から発する「三種川」が流れ、その水は八郎湖へと注いでいます。地形は緩やかに傾斜し、自然の恵みに満ちた土地柄です。
秋田県大潟村
大潟村は、秋田県の西側、男鹿半島の東側に位置しています。かつて日本第2の湖だった八郎潟を干拓して生まれた新しい村です。
この事業は、食糧増産を目的とした事業で、村の大部分が水田となっているため、米づくりのために誕生した村と言ってもいいでしょう。
人口は、約3,000人(2023年6月1日現在)。春になると時期を迎える桜と菜の花の約11kmにもわたる道が有名です。
秋田県三種町・大潟村 実施研修日程
①3泊4日研修 | 2024年10月15日(火)〜18(金) |
②3泊4日研修 | 2024年11月5日(火)〜8(金) |
③3泊4日研修 | 2025年6月27日(金)〜30(月) |
秋田県三種町・大潟村の実施研修では、歴史や文化も学びながら、米所、じゅんさい王国秋田の農業の現場を通してありのままの農業を感じていただきます。
【実施研修ポイント】
・都会やお住まいの地域では知ることができない秋田の農業の現状や課題
・水稲や青果の加工と商品開発、流通について
・雪国秋田の農業について、食文化について
・郷土料理を調理、飲食することで文化に触れる
・秋田犬とウオーキングする「気候性地形療法」クアオルト体験
・農業人から学ぶ、農業で収入を得ること、メリットとデメリット
①3泊4日実施研修1回目:2024年10月15日(火)〜18(金)
実施研修プログラム
1日目 10月15日(火)
13:00 | 秋田駅集合 西口ロータリー | ※昼食は済ましてからの集合となります。 |
秋田駅→三種町 | 5名ずつに分乗し、スタッフが車で三種町へ移送します。 | |
14:00 | 三種町観光協会 | プログラム説明・町の紹介(観光名所、特産品等)・スーパー、コンビニ紹介 |
15:30 | 三種町視察 | じゅんさいの館・石倉山等 |
17:00 | 宿泊先到着 | 森岳温泉ゆうぱる http://yuuparu.com/ ※相部屋となります。 |
17:30 | 移動 | 5名ずつに分乗し、スタッフが車で懇親会場へ移送します。 |
18:00 | 懇親会@しばたん家 | 田舎料理による懇親会・交流会。会費制です。 コーディネイター、受入農家さんも参加します。 |
集合場所:秋田駅西口ロータリー 経路案内
※上記動画は農業基本講座での集合場所までのご案内を目的とするものです。不特定多数の方が映っている為、動画の保存はご遠慮ください。
14:00 実施研修プログラムの説明・町の紹介
コーディネーターの三浦基英さん
有限会社サンクラ代表
1962年生まれ。慶應義塾大学卒(社会学専攻)。レコード会社、企画制作会社等を経て、2001年代表取締役就任。 じゅんさいを中心とした地元食文化の再認識と啓蒙をテーマに、地酒プラベートブランド、セット商品等を企画販売し、地元を元気にするための事業を展開。地域活性化プロジェクト「森岳じゅんさい鍋」の商品開発に参加し、07年に設立された「秋田森岳じゅんさい鍋倶楽部」副会長就任。じゅんさいの里活性化協議会他、商工会、観光協会、DMO「秋田白神ツーリズム」、各種役員・理事として活動中。
17:00 宿泊先 森岳温泉ゆうぱる
森岳温泉は石油採掘の際に湧き出た温泉で、しょっぱい温泉として、湯冷めしにくく美肌効果があると評判です。
泉質|泉温 ナトリウム・カルシウム塩化物泉
効能 慢性皮膚病・慢性婦人病・五十肩・冷え性・痔疾・疲労回復ほか
施設|産直販売、お弁当、売店、自動販売機、炊事場、冷蔵庫、食器類、調理器具、洗濯機
設備|大浴場、泡風呂、水風呂、ぬる湯、サウナ等
営業時間|6:30~22:00
駐車台数 80台 大型バス可
※アメニティ 希望者に歯ブラシ、タオル
※館内着 浴衣あり
18:00 懇親会@しばたん家
オーナー柴田千津子さんがこだわる、地産地消の美味しい地元食材を使った地元の伝統料理づくり体験が魅力的な農家民宿です。
2日目 10月16日(水)
8:30 | 宿泊先出発 | 5名ずつに分乗し、スタッフが車で圃場へ移送します。 ※朝食は済ましてからの集合となります。 ※お弁当希望者は事前申し込みでケータリングいたします。800円 |
9:00 | 果樹の農作業 | 安藤果樹園で果樹(りんご・なし)の収穫作業・選別作業 講師:田舎暮らし大学みたね 笹村優樹さん、山田さん |
12:00 | 収穫果樹でピザ作り りんごの座学研修 | 収穫した果樹を使用したピザ作り・りんごの座学研修 |
13:00 | 果樹の農作業 | サンクラで果樹(柿)の修学作業・選別作業 柿の渋抜き、干し柿仕込み 講師:地域コーディネーター三浦基英さん |
16:00 | 移動・買い出し | スーパー等 |
17:00 | 宿泊先到着 | 森岳温泉ゆうぱる http://yuuparu.com/ ※相部屋となります。 |
18:00 | 郷土料理自炊体験 | 田舎暮らし大学みたねのヘルプによる郷土料理自炊体験 ・だまこ鍋づくり お一人1,000円予定 講師:田舎暮らし大学みたね 柴田千津子さん |
9:00 果樹の農作業(りんご・なし)
安藤果樹園にてりんごとなしの収穫体験。講師:田舎暮らし大学みたね 笹村優樹さん、安藤さん
13:00 収穫果樹でピザ作り・りんご座学
収穫した果樹を使用したピザ作り・りんごの座学研修
18:00 郷土料理自炊体験 @ゆうぱる
田舎暮らし大学みたねのヘルプによる郷土料理自炊体験
・だまこ鍋づくり お一人1,000円予定 講師:田舎暮らし大学みたね 柴田千津子さん
3日目 10月17日(木)
9:00 | 宿泊先出発 | 5名ずつに分乗し、スタッフが車で圃場へ移送します。 ※朝食は済ましてからの集合となります。 ※お弁当希望者は事前申し込みでケータリングいたします。800円 |
9:30 | さつまいもの農作業 | 松橋ファームでさつまいもの収穫作業・選別作業 講師:株式会社大潟村松橋ファーム 代表取締役 松橋拓郎さん |
12:00 | 昼休憩 | @道の駅おおがた |
13:30 | 大潟村干拓博物館見学 | 日本最大の干拓事業「八郎潟干拓」の歴史を学ぶ |
15:30 | 移動 | 5名ずつに分乗し、スタッフが車で移送します。 |
16:00 | 大潟村干拓を展望 | 「世界三景」と言われている寒風山から大潟村を展望 |
17:30 | 〜ホテル到着 | ※必要な方は帰り道にスーパーやコンビニよります |
18:30 | 懇親会 | ※希望者を募り懇親会を予定しています。会費4000~5000円 温泉街にある「南秋屋」で夕食・懇親会 https://tabelog.com/akita/A0503/A050302/5001600/ |
9:30 さつまいも農作業 @松橋ファーム
松橋ファームでさつまいも収穫作業。 講師:株式会社大潟村松橋ファーム 代表取締役 松橋拓郎さん
松橋拓郎さんプロフィール
1986年8月31日生まれ。農家。秋田県南秋田郡大潟村に農家の長男として生まれるも、教師を目指して上京して教育学部へ進学する。在学中に実家の家業である農業に興味を持ち、休学してヨーロッパの農村に滞在してヨーロッパの農家の実際の暮らしを学んだ。卒業後は北海道での農業研修・東京の八百屋での研修を経て2011年に故郷の大潟村で就農。農業を自分事にしてもらうというコンセプトを日本酒を通して具現化する為に2012年より福禄寿酒造株式会社の協力を得て「農家とつくる日本酒プロジェクト」をスタートさせる。2023年に父から農業を事業承継するタイミングで(株)大潟村松橋ファームを設立、代表取締役に就任。(株)杢 設立発起人、(株)すとろーるーぷ取締役。
13:30 大潟村干拓博物館見学@干拓博物館
日本最大の干拓事業「八郎潟干拓」の歴史を学ぶ
大潟村は昭和43年からのべ5回にわたり、全国から入植者を募集し、そして選りすぐられた人たちが、干拓地という土地での大規模機械化農業という未知の農業へ挑戦しました。「大地に託す夢」コーナーにおいては、入植に関する資料とともに、詳しい解説を展示しています。また、当時の住宅環境や暮らしの様子を再現して紹介しています。
16:00 大潟村干拓を展望
「世界三景」と言われている寒風山から大潟村を展望
4日目 10月18日(金)
9:00 | 宿泊先チェックアウト・出発 | 5名ずつに分乗し、スタッフが車で移送します。 ※朝食は済ましてからの集合となります。 ※お弁当希望者は事前申し込みでケータリングいたします。800円 |
9:30 | クアオルト健康ウオーキング | 2〜3キロの道のりを1時間かけて歩きます。ドイツで生まれて日本でも取り組んでいます。 講師:鎌田真広さん |
11:00 | 昼休憩@石倉山管理棟 | 昼食は持参となります。 ※前日弁当手配、買い出しできます。 |
12:00 | アンケート記入 | 次回11月のプログラムの確認、交通費精算説明等 |
13:00 | 移動 | 三種町→秋田駅 5名ずつに分乗し、スタッフが車で移送します。 |
14:30 | 解散 |
9:30 クアオルトウォーキング@三種町 石倉山
海・山・温泉など地域資源を活用し元気な町づくり、健康づくりを目指すクアオルト(保養地)構想の中の一つで、2〜3キロの道のりを1時間位かけて歩く、ゆっくりゆっくりのウオーキングで、色々な療法を組み合わせ、ラクに楽しく頑張らないが基本です。ドイツ生まれで、日本では大分県由布市、和歌山県田辺市、山形県上山市で取り組んでいます。
講師:鎌田真広さん コース全長2.1Km、累積高度差71m